⑪ 埋田神社
- 中世には粟賀荘の荘園鎮守社であったと考えられる埋田神社は、神社本殿が神河町内に現存するもっとも古い建物であり(生保5年(1648年)建立)、大規模で床も高く豪壮な建物であり、神河町の社寺建築史上非常に重要です。町指定文化財。
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- 兵庫県神崎郡神河町中村
⑫ 中村獅子舞
- 中村獅子舞は寛文3年(1663年)播磨国松井庄(まついのしょう)(現在の多可町加美区豊部)より伝わったとされています。以来、明治3年福本藩廃藩まで205年間は毎年藩主の御前にて正月の儀式として神楽獅子「新太刀」を奉納しました。
福本藩廃藩後は氏神である埋田神社で奉納されてきました。1987年(昭和63年)保存会を結成、1988年(平成元年)町の民俗無形文化財に指定されています。
⑬ 城山・慈増寺
▲城山
▲慈増寺
- 約500年前、永正~大永年間に活躍した武将、赤松一族の伊豆孫四郎祐国(いずまごしろうすけくに)が居住した城。山麓の居館跡には約350年前慈増寺が建立されました。山頂には山城を築いたと伝えられています。
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- 〒679-2413 兵庫県神崎郡神河町中村939
⑭ 平家の落人の里
- 寿永3年(1184年)源平合戦一の谷戦に際し、加東郡三草山城で敗れた平家の武将・松本将監(まつもとしょうげん)は、逃れてこの地で没しました。後に妻子が地方を巡り、この地を訪れ庵を建てその霊を祀りました。以来子孫が途絶えず家を成したといわれています。
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- 兵庫県神崎郡神河町中村
⑮ 粟賀大歳神社・恵比寿神社・観音さん・雷神さん
- ◀粟賀大歳神社
粟賀町東側向山の麓に中村区の埋田神社のお旅所(たびしょ)として大歳神社が建造され、毎年、祈年祭、夏祭り、秋祭り(露払い鼻高獅子、神輿2台)屋台、子ども神輿、奉納相撲で賑わっています。 - ◀恵比寿神社
地域住民の安住と商売、農業、林業、諸業の神様、また子どもの守り神として区内外から広く信仰を集めています。毎年2月の第1日曜日に恵比須祭りの行事で賑わいます。 - ◀観音さん
大歳神社(粟賀町)から上に西国三十三ヶ所の観音地蔵さんが祀られています。春、秋の彼岸には各家で一番から三十三番までを祀りのぼり旗を立ててお参りされています。 - ◀雷神さん
水不足の年には、雷神さんに村人たちがお願いに参上し、お供物を祀り、雨が降るようにと祈っておりました。
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- 兵庫県神崎郡神河町中村
⑯ 牛馬の流し場
- 古くからの宿場町であったため流通が盛んで、牛や馬の背中に乗せて荷物が運ばれました。これらの牛や馬の蹄の手入れのためにこの底面に石畳を敷いた水路を歩かせた跡が今でも残されています。
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- 兵庫県神崎郡神崎町中村